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俺の人生が恋愛運なさ過ぎてヤバイ

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1: 名無しさん 2014/04/26(土)19:54:36 ID:QpAVCHvIp

彼女ができそうになると
絶対に必ず何かが起きてなかったことになる
かれこれ十数回はあった
もう、これ絶対なんか憑いてるよ俺




2: 名無しさん 2014/04/26(土)19:56:40 ID:aqw9OTmG3

無いのは運か実力か



6: 名無しさん 2014/04/26(土)20:00:00 ID:QpAVCHvIp

>>2
やっぱ実力のせいなのかなぁ




3: 名無しさん 2014/04/26(土)19:56:42 ID:QpAVCHvIp

小学校 別の女子のせいでおじゃん
中学校 事故のせいでおじゃん
高校  友達のせいでおじゃん
大学  案の定ぼっちでどうしようもない

どうなってんだよマジで




5: 名無しさん 2014/04/26(土)19:59:51 ID:5PnqMzAsX

43で童貞の俺見てもそんなこと言えんのか?



7: 名無しさん 2014/04/26(土)20:00:38 ID:QpAVCHvIp

>>5
俺もこのままじゃあんたの仲間入りしちまうよ







8: 名無しさん 2014/04/26(土)20:02:11 ID:wRcEMEeSd

金運や仕事運は?



11: 名無しさん 2014/04/26(土)20:03:12 ID:QpAVCHvIp

>>8
どっちも人並み程度にはあると思ってる
だけど恋愛運だけなさ過ぎ




9: 名無しさん 2014/04/26(土)20:02:27 ID:QpAVCHvIp

詳しくいうと
小学校で2回
中学校で6回
高校で8回
大学はそんな気配すらねぇ




10: 名無しさん 2014/04/26(土)20:03:07 ID:1ChIp52e1

覚悟を決めるときが来たようだな…



12: 名無しさん 2014/04/26(土)20:04:08 ID:QpAVCHvIp

>>10
やっぱ何か憑いてんのか…




13: 名無しさん 2014/04/26(土)20:05:26 ID:m3dJGgnmE

誰かに呪われてんじゃね?



15: 名無しさん 2014/04/26(土)20:06:06 ID:QpAVCHvIp

>>13
誰だろうな
小学校の時から俺に恨みでもあった奴いるのかな




14: 名無しさん 2014/04/26(土)20:05:31 ID:QpAVCHvIp

誰も興味ないかもしれんが
ムカついてきたから書いてく

まず小学校2年生の時




17: 名無しさん 2014/04/26(土)20:08:39 ID:QpAVCHvIp

小学校入学の時に同じクラスだった女子二人が
俺の住んでた家の両隣だったのよ

俺はマンションで右隣の奴は古めの一軒家、
左隣の奴はアパートだった

大体学校が終わると右隣の奴の家で遊んでたんよ




16: 名無しさん 2014/04/26(土)20:08:28 ID:m9eAqy3L4

3年間で8人も好きな人できるて逆にすごいな



19: 名無しさん 2014/04/26(土)20:11:25 ID:QpAVCHvIp

>>16
8回もあったが女子は一人しか好きになってないよ

小学校二年生になっても男子と遊ばないでその二人とばっか遊んでた
今考えると気持ち悪い

で、なんか夏のどっかの日にいつも通り学校が終わって
その子の家に遊びに行ったんだ
それで何だったか忘れたけど3人でゲームをした




20: 名無しさん 2014/04/26(土)20:15:06 ID:QpAVCHvIp

二年間も一緒にいたら小学生なりにも好意がでてくるもので
俺は右隣の奴のことが好きだったんよ
多分その時は右隣の奴も俺のこと好きだったはず
思えばこの時が一番モテてたかも

で、ゲームの結果俺が負けちゃったんだ
それでゲーム一位だった左隣の奴が罰ゲームをしろって言い始めたのよ




21: 名無しさん 2014/04/26(土)20:20:28 ID:QpAVCHvIp

その罰ゲームっていうのが、私とキスしてくれっていうのだった
ちなみに、左隣の奴はあまり可愛くない
というか小学生の俺から見てもブサイク
はりせんぼんのデブの方を出っ歯にしたみたいな顔

俺は右隣の奴が好きだったからそんな罰ゲーム絶対嫌だった
はりせんぼんに嫌だというと「じゃあ自殺するから」とか言い出す
今考えれば冗談にもほどがあるが
当時の俺は本当に自殺してしまうかと思って恐怖してた




22: 名無しさん 2014/04/26(土)20:24:09 ID:QpAVCHvIp

俺書くの遅いなー

その友達の部屋が一軒家の二階にあったんだけど
そこに通じる階段がすげー角度がきついのよ
その階段のところに行ってはりせんぼんが
「私ここから飛び降りるから」と騒いでいた

右隣の奴は泣き出すし、俺はなんか追い込まれてた
それで右隣の奴が泣きながらはりせんぼんを止めようとしたら
足が滑って突き飛ばしちゃったのよ




24: 名無しさん 2014/04/26(土)20:27:21 ID:QpAVCHvIp

そしたらはりせんぼんが
「うぎゃあああ」とかいいながら階段を転げ落ちてった
そりゃ当たり前だ
右隣の奴はパニック、下の階ではそのお母さんが悲鳴を上げてた
俺も見に行くとはりせんぼんが階段の下で全く動いてなかった
血は出てなかったと思う
そのあとの記憶はあんまりない




23: 数字がそろうまで帰れ待てん◆/R/Z6aOxsQ 2014/04/26(土)20:26:44 ID:bMQcXXn32

誰も見てないよ



25: 名無しさん 2014/04/26(土)20:30:37 ID:QpAVCHvIp

>>23
あなたが見てるじゃあないですか

はりせんぼんは無事だった
脳震盪を起こして前歯を2本折っただけでした
警察も来てたらしいんだけど俺は覚えてない
この事件のせいで左隣の奴の親がだいぶ怒っちゃったらしくて
この三人で遊ぶの禁止令がでた




28: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:38:22 ID:QpAVCHvIp

この事件から俺は男子と遊び始めたが
まだ右隣のことが好きだった
だけどなんか気まずくて話すこともできなかったのよ

で、これはすごい後になって聞いた話なんだけど
その時ゲームで左隣が勝ったのは女子二人でずるしてたかららしいのよ
どうやら、俺の好きだった人を知ってたはりせんぼんが
告白させようとしてたんだって、だけど両思いなのがむかついて
土壇場ではりせんぼんが裏切って、こうなってしまったらしい

なんて迷惑な奴だ

これが小学校の一回目
まぁ小学生の付き合うって言っても遊びみたいなもんだから
これは許す




29: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:40:17 ID:QpAVCHvIp

男子と遊ぶようになった俺は
バカみたいなことばっかして過ごしてた
ミミズ食ったり、蟻食ったり、そんな感じ
それで二回目は小学校五年生の時の話




30: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:41:45 ID:QpAVCHvIp

俺の小学校は二年ごとにクラス替えがあって
はりせんぼんとは三年から違うクラスだったけど
右隣とはずっと一緒のクラスだった
もちろん話してなかったけど




31: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:44:21 ID:QpAVCHvIp

その時も俺はまだ右隣の奴が好きだった
どんだけ一途なんだよ
小学校の時はまぁ明るかったからほかの女子とは割と話してた

そんなある日同じクラスの人に告白された




32: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:46:28 ID:QpAVCHvIp

その女子はいつも自分の子分の女子を引き連れて
廊下を練り歩いたりしてるよくわからん奴だった

俺が帰ろうとランドセル開けたらラブレターが入ってた時は
罰ゲームじゃねぇのかとおもったわ




33: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:48:55 ID:QpAVCHvIp

そのラブレターの内容が

「放課後に音楽室に来い」

とかいう命令口調でこいつは刺されるんじゃないかと思って
一人じゃ怖いから親友だった赤西仁に似てるやつと一緒
にいくことにしたんよ




34: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:52:11 ID:QpAVCHvIp

赤西仁ぽい親友は馬鹿でスゲー面白いやつで、
いつも周りには人が集まってくるような性格だった

放課後に呼び出された音楽室は音楽室といっても
ただちょっと広い教室に一台ピアノが置いてあるだけの教室で
いつでも入れるような場所だった




36: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:55:11 ID:QpAVCHvIp

俺がすごい緊張しながら待っていると
赤西はピアノで猫ふんじゃったを弾き始めた

なかなか来ないので少し廊下の様子を見に行くと
向こうから子分を連れてそいつがやってきた
それを見た俺は本気で殺されるんじゃないかと思って
マジで怖かった
歯医者ぐらい怖かった




37: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)20:59:31 ID:QpAVCHvIp

「おい来たぞ」
って言っても赤西は

「ああ、そう」とかいってピアノをずっと弾いてた

子分の数は4人でいざとなったら赤西に助けてもらおうと思ったけど
期待外れ過ぎた

そして、そいつらが音楽室に入ってきたとき
なぜか子分が全員が縄跳びを握りしめてた




38: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:03:11 ID:QpAVCHvIp

やべぇと思って赤西のほうを見ると、
さっきまでピアノを弾いてたはずなのにいなくなってた
俺は赤西をあとで殴ろうと誓った

「話があるんだけど」

そいつが口を開き緊張が高まる

「なんでしょうか」

子分の目が本当に怖すぎて今にも泣きそうだった
とりあえず縄跳びおけよ

「私、あんたのことが好きなんだけど
 どうする?付き合う?」

こいつは完全に頭がおかしい




39: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:06:48 ID:QpAVCHvIp

俺「いや、まだ小学生なのにそういうのは早いんじゃないかな?」

俺がそういうと子分の目がより一層怖くなった
一対五なんてひどすぎるんじゃないでしょうか

そいつ「ふーん、そういうこと言っていいんだ」

俺「え?」

そいつ「で、どうするの?付き合うの?」

やっぱり頭おかしいって




40: 名無しさん 2014/04/26(土)21:08:00 ID:F0uwGgmwE

(誰も聞いてないのにどうした…?)



41: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:09:13 ID:QpAVCHvIp

俺「でも、やっぱりこういう話は二人でするもんじゃないんかな」

俺も人のこと言えたもんじゃなかったが
もういないしいいだろう

そいつ「あんただって赤西君連れてきてるじゃない」

エスパーかこいつは

俺がどもるとそいつがじゃあ二人の時にしてあげる
と言って子分を引き連れ帰って行った
ずっと目が怖かった




42: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:13:33 ID:QpAVCHvIp

>>40
誰も聞いてないかぁ

そのあとに赤西がピアノの陰から出てきて俺は誓い通り
赤西を殴った

赤西は大爆笑してた

それから数日後に右隣の奴からラブレターを渡された
正確には本人からじゃなくてその友達からだったけど
俺もびっくりしたし赤西もびっくりした

「ずっと話してなかったけどまだ好きだよ」
みたいなこと言われて俺はテンションマックス




43: 名無しさん 2014/04/26(土)21:13:48 ID:FJuMxqkk6

じれったい。これ全部語ると朝になんぞ



45: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:17:12 ID:QpAVCHvIp

>>43
ごめんなさい

その友達によると返事はまた今度でいいということなので
来週の月曜日に返事することにしたんよ

そしたらまた来ましたよ
子分引き連れたやつからラブレターが

「月曜日屋上のドアの前に来い」

怖いこの人




44: 名無しさん 2014/04/26(土)21:16:04 ID:qExhoOUTT

魅力が無いだけだろ



48: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:19:06 ID:QpAVCHvIp

>>44
魅力がないのかー

そっちを断ると殺されそうだったので
仕方なくそいつのところに行くことにした
今回は二人だけでと言われてたので赤西は連れていかない

わけがなく階段の下で待っててということにした




46: 名無しさん 2014/04/26(土)21:17:27 ID:sj3hTwT5Q

他の奴らの卑屈なコメが面白いから見てる



47: 名無しさん 2014/04/26(土)21:17:44 ID:FJuMxqkk6

赤西の描写やタランチュラ食ったとか良いから本筋書いてこうぜ。



49: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:24:08 ID:QpAVCHvIp

屋上の扉の前にはもうそいつがいて
なんか泣きそうな顔をしていた

そいつ「どうするの?付き合うの?」

そういわれるんだけど断るのも怖いし
承諾するのも怖くてなんか何にも言えなかった

そいつ「もう私引っ越しちゃうかもしれないの
    もう会えなくなっちゃうかもしれないんだよ」

涙目になりながら頼まれるとすごいかわいそうに思えてきて
俺の心が揺らぎ始めたのよ
だけど、俺はその時も右隣が好きだったし
告白もされてたから葛藤の末
「きらいなので無理です」
と言っちゃったんだ




50: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:26:48 ID:QpAVCHvIp

そしたら大泣きしながら
俺のランドセルを階段から放り投げて
どっかに言ってしまった、もうちょっとましな言い方をすればよかったと本当に思う

しばらくしてから下に降りると赤西が

「ランドセルが落ちてきた!」とか言ってはしゃいでた

結局その日は右隣に返事を伝えられずに終わってしまったんだけど
まぁ明日でいいかと思ってた




51: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:30:53 ID:QpAVCHvIp

次の日、朝教室に行くと、黒板に大きく

「俺君は最低。女たらし」

と書いてあった。絶対あいつだと思いながら
消しているとほかのクラスの人がきて、
「黒板に書いてあったの本当?」

って聞いてきたので、急いでほかのクラスを見に行くと
同じ言葉が3クラスすべてに書いてあった。

もう結構人が来ていたので俺は注目を浴びた
その視線に耐えられなくなって慌てて教室を出る

しかもそれからそいつの行動はさらにエスカレートした




52: 名無しさん 2014/04/26(土)21:34:21 ID:FJuMxqkk6

仕事おわっちまったから帰る。深夜にのこってたらみにくるわ。高校編の6人目位まで進んでてほしい



53: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:34:43 ID:QpAVCHvIp

朝のことも気にしなくなり始めた昼休み
俺が教室で赤西とトランプをしていると
廊下で誰かが大声で何か叫んでいるのが聞こえた
どうやらそいつのようだった

「俺君は人には付き合うとかは早いです、とか言っといて
 自分は昔、女子とキスしてまーす」

予想通りそいつが子分を引き連れながら叫んでいた
マジで気がくるってると思う
それを聞いたクラスメイトが俺のところに
「本当に?」「誰と?」とか聞いてきたが
それを無視してそいつのところにいった




54: 忍法帖【Lv=25,バンパイア】 2014/04/26(土)21:38:12 ID:QpAVCHvIp

>>52
ありがとう
頑張ります

そいつが俺の姿を見つけると
そいつ「あー最低な俺君だー」
とわざと大声で言ったせいでギャラリーが集まってきてしまった

俺「さっきから何を言ってんだお前は」

そいつ「人には説教する癖に自分はキスするんだー」

俺「俺キスしたことないよ」

そいつ「あれー?左隣ちゃんと小学校二年生の時にキスしたんじゃないの~?

そ う き た か




55: 名無しさん 2014/04/26(土)21:38:55 ID:2alKIrtFc

十数回フラグが消滅するなんてありえないだろw
仮にそうだとしても自分が努力してアタックすれば何度も成功したはず




56: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)21:41:05 ID:QpAVCHvIp

よく見ると子分の中に左隣が追加されてた
どうやら左隣が昔の話を3割増しぐらいで話したらしい

俺はもうめんどくさくなって教室に帰った
外で「そうやってまた逃げるんだー」と大声で言っているのがすごいムカついた

その日は一日中そのことについていろんな人から聞かれまくったが
全部無視してた

で、放課後に俺のところに右隣が来た




57: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)21:44:50 ID:QpAVCHvIp

右隣「俺君昔、左隣ちゃんとキスしてたんだね」

俺「してないよ本当に」

右隣「昔から好きだったのにひどい…」

右隣は泣き始めた。俺も泣きたくなった
俺は言い訳することも、謝ることもできずに
右隣が帰っていくのを見るしかなかった

しばらくして赤西と学校を出ようとしたとき


今度はあいつの子分たちが来た




58: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)21:47:10 ID:QpAVCHvIp

子分A「ちょっと話があるからついてきて」

俺「えっ?えっ?意味わかんない」

子分B「今から女子トイレに行くから」

俺「本当に意味わかんない」

赤西「俺と帰る人がいなくなっちゃうだろ、やめろよ」

子分C「お前はこっちにこい」

そういって赤西は音楽室に連れていかれた
俺は女子トイレに連れていかれた




59: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)21:49:01 ID:QpAVCHvIp

トイレの個室に閉じ込められて
何で振ったのだの、かわいそうだと思わないのだの
尋問されたんだがこの辺の話はどうでもいいのでおしまい
赤西はピアノの足に縄跳びで縛られてた

これで小学生の話は終わり
もう暇だから誰も見てないかもしれんけど
全部書く




60: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)21:54:20 ID:QpAVCHvIp

それからは特に何もなく俺は中学生になった
赤西と右隣とそいつは同じ中学に上がり
左隣は近くの別の中学に行った

赤西は剣道部、俺は吹奏楽部に入った
そして右隣も同じ吹奏楽部にいた

吹奏楽部に男子は少なくて俺を含めた4人しかいなかった
女子は全部で40人ぐらいだったかな
その辺りには性欲もありまくりで
絶対に彼女を作ろうとおもってた




61: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:01:04 ID:QpAVCHvIp

中学一年の夏休み前
同じ部活になって数か月がたつのに気まずさからか右隣とまだ話せていなかった
だが、俺はまだ好きだったのかもしれない
そのころ赤西とはあまり遊んでいなかったが、同じ部活の先輩のひろさん(男)とよく遊んでいた

ある日ひろさんとその彼女と俺で近くの公園に遊びに行った
その公園には水族館があったのでそこに入る
なぜかその日は人が少なかったのを覚えてる

そんな少ない客の中の一人に水槽を眺めている

右隣がいた






62: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:05:05 ID:QpAVCHvIp

ひろ「おお、右隣ちゃんじゃん、どうしたの一人で」

右隣「魚を…見に来てたんです」

ひろ「そりゃ水族館なんだから当たり前やんwww」

ひろさんは楽しそうに話していたが俺は緊張で手汗ぬるぬるだった

俺に話しかけてくれるだろうか、まだ怒ってるんだろうか
あの時の俺は相当気持ちが悪かっただろう

ひろ彼女「俺君?どうしたの?気分でも悪いの?」

ひろさんの彼女の優しさが心にしみた




63: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:07:40 ID:QpAVCHvIp

右隣を見るが、こっちに見向きもしない
俺が見えていないんじゃないか?
でも、俺は話したかった、久しぶりに仲良く話したかった

ひろ「あれ?そういえばお前らって仲悪いの?」

俺「え?そ…そんなことないすよ」

いきなり話を振られてより一層手汗がにじみ出る
右隣はまだこっちを見ていない
さぁ、どうする




64: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:11:10 ID:QpAVCHvIp

ひろ「お前ら同じ部活なのに話してるの見たことないぞ」

核心をついてくるひろさん

俺「えっと…それh「仲いいですよー」

右隣がまさかの発言をした
笑顔で俺に「ねー」とか言ってくる

ひろ「そうなのか、そういえば同じ小学校だったよな」

俺「そうですけど…」

右隣「昔からよく遊んでたよねー」

俺「う…うん」

そしてそのまま右隣は俺たちと合流して水族館を見て回った
時々右隣と会話はしていたが何か釈然としなかった




65: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:15:39 ID:QpAVCHvIp

しかし、その日からは右隣と学校でも普通にしゃべれるようになり
少しずつ昔の溝が埋まっていくように感じていた

そして、夏休みのコンクール前
学校に一泊泊まって練習する日があった
泊まる場所は女子が広くてクーラーもある音楽室
男子はくそ暑い楽器庫だった
どうみても男女差別でs

一日目の練習が終わった夜
俺は眠れなかった

なぜなら、また呼び出されていたからだ


あいつに




66: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:18:00 ID:QpAVCHvIp

実はあいつも吹奏楽部にいた
でも昔のことなんて気にしてる感じもなく普通だった

練習が終わって楽器ケースをあけるとそいつからの手紙で
「みんなが寝たら、教室にこい」
昔から変わってない、また刺される

だから、俺は夜の12時になっても眠れぬ夜を過ごしていた
ひろさん寝ないんだもの




67: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:21:21 ID:QpAVCHvIp

ひろさんがようやく寝た午前1時
中学生には遅すぎる時間だったが、俺は眠い目をこすりながら
自分の教室に向かった、俺の中学校は7クラスもあって廊下はかなり長く
不気味だった

教室につくと真っ暗中でそいつが椅子に座って待っていた

そいつ「まだ怒ってる?」

俺「なにが?」

そいつ「小学校の時のこと」

俺「もう気にしてないけど」

そいつ「そっか…」

中学生になるとそいつが少し綺麗にみえた




68: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:24:58 ID:QpAVCHvIp

だが、なんだこの展開は怖いぞ
今度こそ刺されるのか?

俺「なんで呼び出したんですか」

そいつ「実はね、右隣ちゃんがまだ俺君のこと好きなんだって」

なんということでしょう
俺は一気に眠気がとんだ

そいつ「あの時は嘘ついてごめんね」

そいつは結局引っ越してなかった、どうやら俺と付き合うための嘘だったらしい

俺「右隣好きっていうのはほんとなの?」

そいつ「嘘じゃないよ」





69: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:28:46 ID:QpAVCHvIp

俺「そうなのか」

そいつ「だから、このコンクールが終わったらもう一回言ってあげてほしいの」

いつからかそいつは優しくなっていた、もしかしたら作戦だったのかも

俺「コンクールが金賞だったら…言うよ…」
中二病発症しつつあった俺は気持ち悪いセリフを吐いた

そいつ「そっか、じゃよろしくね」
そういってそいつは廊下の闇に消えって言った

コンクールは





銀賞だった



ちくしょおおおおおおおお




70: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:31:08 ID:QpAVCHvIp

馬鹿な俺は自分の約束に従うのがかっこいいみたいに思ってて
右隣に言わなかった、だけどそいつは何も言ってこなかった
このことをひろさんに話したら大爆笑されたよ

そして、夏は終わり、秋も終わり冬が来る
先輩たちが引退した後の話




71: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:37:29 ID:QpAVCHvIp

先輩たちの引退式の後
そのころ同じ楽器だったヤンキーの彩さんとよくつるんでいた俺は
彩さんと一緒に公園で過ごしていた
彩さんはこの時から喫煙者だった

彩「そういえばさ、俺ってまだ彼女できてないの?」

俺「うん、できてないよ」

彩「作らないの?」

俺「作りたいよ、作れるなら」

彩「私がなったあげようか」

もうこういう事態がおれは恐怖に感じるようになっていたせいか
そこで緊張のあまり嘔吐した
臭かった

彩「きったねー、ふざけんなよ」

そういって彩さんは帰ってしまった
タバコも臭かった




72: 名無しさん 2014/04/26(土)22:40:09 ID:BdvF9nTkj

もしかして:勘違い



73: 忍法帖【Lv=22,ようがんまじん】 2014/04/26(土)22:40:31 ID:QpAVCHvIp

この事件があってから俺は彩さんに意識が行くようになっていた気がする
どこかに遊びに行った時も気にしていた
だけど、そこにはどうしても越えられない壁があった

ヤンキーなんだもの
根は良い人なんだが飲酒喫煙夜遊びをされるとどうしても
付き合う気にはなれなかったのよ

そして、右隣ともとくにないまま
中学二年生になった




77: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)22:44:06 ID:QpAVCHvIp

>>72
勘違いかー
馬鹿だな俺

ある雨の日に赤西と二人で遊んでいた
その時俺は赤西は俺と一緒で彼女なんてできたりしないと思っていたが
話を聞く限り、もう長い彼女がいるようで裏切られた気分だった
そしてその日の夜。
雨の中赤西に好きな人を教えてくれと頼み込むが
教えてくれずに

「名前に「と」が付く人だよ」と言って帰ってしまった

俺は泣いた
雨の中泣いた

かっこいいと思って

今思うと本当に気持ち悪い




74: 名無しさん 2014/04/26(土)22:42:30 ID:zdTXGd6AT

まだ10代だろ?
世の中には30過ぎて童貞なんて奴も普通にいるけどな




78: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)22:48:43 ID:QpAVCHvIp

>>74
もう20だよー
あと二週間で21

その日家に帰って知る限りの「と」が付く人を書き出した
そしてその中から最も可能性がありそうな人を絞り出した
そのひとは「ともみ」

赤西と仲が良く、そして彩さんとも仲が良かった

早速次の日に彩さんに聞きに行った

俺「なぁ、ともみちゃんて彼氏いるの?」

彩「え?いないけど、どうしたのの急に」

俺「なんでもない」

その翌日



右隣に彼氏ができた




79: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)22:51:33 ID:QpAVCHvIp

部活でもかわいいと有名だった右隣の彼氏できた話は
一瞬で部内、学校中にひろまった
子供のネットワークはすごいもんです

俺はかなりショックだった
あの右隣に彼氏ができると思ってなかった
悔しかった、
また雨の中泣いた
キモイ


そして、ある日の放課後
帰り道偶然あいつに出会った




80: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)22:55:29 ID:QpAVCHvIp

そいつは俺の顔を見た瞬間
強烈なびんたを放った
周りに人がいるのにだぜ、やっぱりこいつは頭おかしいよ

俺「いってぇな、なにすんだよ」

そいつ「何で…何でよぉ…」

何とそいつが泣き出してしまったのだ

俺「どうしたんだよ、おいー」
さすがの俺も動揺してしまった

そいつ「なんで右隣ちゃんを裏切ったの!」

は?マジでこいつは何を言ってるの?




81: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:01:04 ID:QpAVCHvIp

そして、もう一発ビンタを放つとそいつは帰ってしまった
マジで痛かったし恥ずかしかったよ

そのあと、すぐに彩さんに連絡して話を聞いて驚いた

なんと右隣はまだ俺のことが好きだったらしいんだ
だけど、別の奴から告白されていたらしい
しかも、俺は彩さんと仲良くしている
だからもう諦めようとしていたんだそうだ
しかし、最後のチャンスってことで告白しようとしたらしい
にもかかわらずともみちゃんに彼氏がいるかどうか聞いてしまった俺の話をきいて
俺がともみちゃんを好きだと思い
諦めて、告白を承諾したんだと

彩さんは俺と仲良かったせいか右隣に相談されていたらしい


もうね、どうなってんだよ




82: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:03:48 ID:QpAVCHvIp

俺は赤西に切れた
誰かのせいにしたかったのかね、赤西は大爆笑してたよ
だって「と」が付く人ってともみちゃんじゃなかったんだもの
本当に運が悪いと思ったよ

結局この事件のせいで
いままで積み上げてきたものが一気に崩れ
また右隣と気まずいモードになってしまった




83: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:07:42 ID:QpAVCHvIp

そして、話はまた冬になる
コンクールも終わり、ひろさんも引退して
俺の中二病も全盛期を迎えようとしていたとき

また彩さんと去年と同じ日に同じ場所にいた

彩「そういえば去年ここでお前はいたよねー」

俺「そーですね」

彩「私怒って帰っちゃたんじゃないよ」

俺「そーですね」

彩「かわいそうでみてられなかったの」

俺「そーですね」

彩「あの時好きだったから」

俺「そーですn…ん?!」




84: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:10:38 ID:QpAVCHvIp

また今年もこれがやってきてしまった
再び嘔吐するかと思ったがそこはたえた
中二病のプライドがここではくことを許さなかった

俺「へー、そうなんだー」
あくまでも冷静さを醸し出す俺
だがバレバレだっただろう

彩「右隣ちゃんが好きだったのは知ってるよ、あいつからきいたもの」

またそういう風に広めていくのかくそ野郎が

彩「今も好きなの、だから私と付き合わない?」




85: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:14:00 ID:QpAVCHvIp

俺は迷った、ここまで言われると
好きになってしまいそうだった、
だけど右隣のことが諦められていると言えばウソだった

彩「だめ?」

俺「一日待ってくれないか」
考える時間がほしかったのと、赤西にも相談したかった

彩「わかったー、じゃあまた明日ね」

そういって彩さんは公園から出た
この時に断るにしろ承諾するにしろ答えを出せばよかったと本当に思う

一度だけ過去に戻れるのなら絶対にこの日がいい




87: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:17:45 ID:QpAVCHvIp

俺も家に帰り赤西に相談すると
「今、ポテトチップス作ってて忙しいから無理」
と言って電話は切られた
そして自分で死ぬほど考えた結果
やっぱり断ることに決めた

次の日、彩さんは学校に来なかった
まぁ風邪か何かだろうと思っていた

その次の日も彩さんは来なかった
その次の日も
次の日も
彩さんは来なかった
さすがに気になって先生に聞いた


彩さんは事故にあってもう二度と学校に来れなくなった
もう二度と会えなくなった




89: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:23:40 ID:QpAVCHvIp

詳しい話は教えてくれなかったが
あの日、公園で俺と別れた後、すぐ近くの道路で飲酒運転の車に撥ねられたそうだった
もし俺ともうちょっと長く話していればと思うと…

結局、返事ができずに一生会えなくなってしまった
俺はまた泣いた、中学は泣いてばかりだったかもしれん

ある日、彩さんの友達に彩さんから最後に送られてきたメールを見せてもらった

「今日告白したんだー、返事は明日だって。
 楽しみー」

本当にきつかった、
中学二年生には辛すぎる事態に、さすがの赤西も慰めてくれた


そして話は一年後になる




88: 名無しさん 2014/04/26(土)23:23:31 ID:11HIM624n

いやいやいや…



91: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:26:27 ID:QpAVCHvIp

>>88
割とマジで実話です
彩さんの事故は新聞にも載ってました

彩さんの事故があってから俺はものすごい暗くなって
友達が減った、もうその時の冬には赤西しかいなかったかもしれん
部活もやめて、廃人生活を送っていた

学校を休んだある日
あいつが家に来た




90: 名無しさん 2014/04/26(土)23:25:05 ID:11HIM624n

見るんじゃなかったこのスレ



92: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:31:37 ID:QpAVCHvIp

そいつ「これ、なんか明日までに書かないといけないんだって」

俺「そうなのか、ありがとう」

そいつ「元気?」

俺「まぁ、そこそこ」

そいつ「そっか、そういえば右隣ちゃん彼氏と別れたらしいよ」

俺「へー、そうか」
そのときは右隣のことなんてもうどうでもよく思っていたんだよなー
で、俺が扉を閉めようとすると
そいつが扉を押さえた

そいつ「彩ちゃんが事故にあったのは俺君のせいじゃないからね」

俺「なにが?」

そいつ「赤西君から聞いたよ、大丈夫だから元気出して」
もう聞きたくなかった
だから強引に扉を閉め、鍵をかけベッドに入ってもうその日は寝た





93: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:34:17 ID:QpAVCHvIp

そんなこと一年越しに言われてもどうしようもねぇよなぁ
言うならもっと早くいってほしかったなぁ
とか思いながら次の日も学校を休んだ

すると、またあいつが家に来た
そいつ「今日も学校来なかったね、これ宿題」

俺「ありがと」

そいつ「明日は、学校きてね…」

俺「はいはい」

俺は翌日もまた学校を休んだ




94: 名無しさん 2014/04/26(土)23:35:26 ID:11HIM624n

当時ざっくり分類するとおまえDQNだよな



95: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:37:13 ID:QpAVCHvIp

それからというもの、俺が休むたびに
そいつは俺の家に来た

そして高校受験が迫ってきた年明け
俺は家でやることもなくとりあえず勉強していたため
それなりにいい高校を受けることにした

そんなある日
今度は右隣が家に来た





97: 忍法帖【Lv=87,ひとくいばこ】 2014/04/26(土)23:41:00 ID:QpAVCHvIp

>>94
そうだったかもなwwww
でも飲酒喫煙はしてなかった

右隣はこの時すでに別の場所に引っ越していて
俺の家は帰り道とは逆のはずだった

俺「どうしたの」

右隣「ちょっと話したいことがあるんだけど
   家あがっていい?」
なんて図々しいやつなんだろうかこいつは

俺「いいけど、汚いよ」
俺の家は親父が中二の時に癌で死んでから
母親が仕事していたため昼は誰もいなかった

俺「で話したいことって?」

右隣「左隣ちゃんて覚えてる?」

今度はなんだよまじで




96: 名無しさん 2014/04/26(土)23:39:46 ID:DSEUpiRye

いわゆるヤレヤレ系主人公みたいか人生だな



98: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/26(土)23:45:54 ID:QpAVCHvIp

ここで右隣はまさかの1時間にわたって左隣の
中学校生活を伝えてきた

要約するとまだ俺のことが好きらしい

俺「へぇ、それがどうしたのさ」

右隣「私が彼氏と別れたの知ってる?」

俺「知ってる」

右隣「左隣ちゃん、俺君と同じ高校目指してるらしいよ」

俺「知らん」

右隣「だから左隣ちゃんに取られちゃう前に私と付き合ってくれない?」
本当に自分勝手な奴だなと思う
だけど、昔から好きだった右隣と付き合いたかった

俺「そうか、実は俺もまd『ピンポーン』

まさかのこのタイミングで来客!?

俺「ちょっとごめん」

扉を開けるとそこにはあいつがいた




99: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/26(土)23:50:28 ID:QpAVCHvIp

そうだ、この時間はあいつが来る時間だった

しかも、何かを手に持っている
今回はプリントではないようだ

そいつ「あの、これ…」

そいつから渡されたのは
合格祈願と書かれた手紙の入ったかわいい熊だった

俺「ありがとう…」

そうしていると、後ろから「だれー?」
と右隣が来た

目が合う二人
何かを察する二人
マジで女って怖い

そいつ「そうか…そうだよね…」
なんだ、何を勘違いしたんでしょうかね

そいつ「ごめん帰るね…」
もう帰るのか早いですね今日は
結局熊はくれずに帰ってしまった




100: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/26(土)23:53:38 ID:QpAVCHvIp

右隣「え、なんであの子が家に来るの?」

俺「いや、ちょっと」

右隣「結局そういうことだったのね、」

俺「そういうことってなんだよ、こえーよ」

右隣「だってそういうことでしょ、何今のクマのぬいぐるみ」
いや貰ってねーし知らねーよ
結局散々怒鳴り散らした右隣は帰ってしまった

まじで女の子怖い

そしてこの日を境にあいつは家に来なくなり
つまらん日々が続き始めた


そして中学生活は終わった




101: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/26(土)23:54:56 ID:QpAVCHvIp

まだ見てる人っているのかな
まぁいないかもしれんけども続けます

今度は高校時代のお話




104: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:01:58 ID:MBeINkjtt

>>102
長くてすまん
やっぱお祓いなんて胡散臭いだけだよな




103: 名無しさん 2014/04/27(日)00:00:41 ID:11uiMTHPz

見てるよ
女運うんぬんじゃなくて自分から行動してないことが全部裏目に出てる気がする




106: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:03:31 ID:MBeINkjtt

>>103
見てくれてありがとう
やっぱ自分から行動しないと彼女なんてできないのね
これからは頑張ります




105: 名無しさん 2014/04/27(日)00:02:02 ID:HAAP3nohs

この>>1は最近着実に増えつつある明るいメンヘラだ間違いない



107: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:10:12 ID:MBeINkjtt

ID変わってたけど1です
続けます

勉強のかいあって希望の高校にははいれた
そして、高校では頑張ろうと思ってまた吹奏楽部に入った
なぜか赤西も左隣もはいった
そしてあいつも

右隣はさらに引っ越して関西の高校に進学していた
俺が入った吹奏楽部は130人とかなり部員数が多くて
人と話す機会も増えた

だがまたあいつとの会話はなくなってしまっていた
そして、また夏のコンクールが近くなってきたある日
怖いことが起こる








108: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:18:58 ID:MBeINkjtt

そのころ俺はたまたま仲良くなった6人のグループでいろいろなところに行った
その中にいたメガネでアニメ声のエヴァのマリさんに似ている人と
特に仲良くご飯とか食べに行っていた
ちなみにそのグループは
赤西と俺とイケメンの男
女子はマリさんと巨乳と左隣だ

コンクール前の合宿の日
練習が終わって宿の部屋に行くと赤西が深刻そうな顔をしていた

赤西「なぁ、巨乳に告白されたんだけどどうしたらいい?」
俺はその日疲れていたため、知らんとだけいって
眠りについた

が、夜中に赤西に起こされる
赤西「やべぇ、巨乳が今部屋の前に来てるらしいんだけどどうしたらいい?」

時計を見ると時刻はすでに3時前だった

赤西がしつこいので二人で外に出ると
そこには巨乳とマリさんがいた





109: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:23:48 ID:MBeINkjtt

巨乳「ねぇ、赤西君と話がしたいんだけどいい?」

俺「いいけども、こんな夜中に何の話だよ」

巨乳「あんたには関係ない」

そういって巨乳は赤西を連れて部屋に入ってしまった
ふざけんなと思いドアを開けようとするが
鍵がかかっている
しかし、夜中にでかい音でノックするわけにもいかず

近くの椅子にマリさんと二人で出てくるまで待つことにした

マリ「巨乳ちゃん赤西君のことが好きらしいよ」

俺「知ってるよ、どうするんだろうね」

マリ「いいなー、そういう恋愛ができて」

俺「マリさんは好きな人とかいないの?」

マリ「いるかもよー」

なんだこのいいムードは俺は別にマリさんのことが好きではなかったが
薄暗い中で見るマリさんは相当可愛い気がした




110: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:26:40 ID:MBeINkjtt

俺「いるのかー、誰?」

マリ「俺君」

きました、またこの展開ですか
みんな頭がおかしい

俺「本当に?」

マリ「本当だよ、ずっと前から好きだったんだ」

俺「そうかー」

そこでしばらく沈黙が続いた

マリ「私じゃ、やっぱりだめ?」

俺「え?」

マリ「あの人から聞いたよ、昔いろいろあったんでしょ」

またあいつか、怖い人だ




111: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:29:52 ID:MBeINkjtt

マリ「ダメかな?」

俺には確信があった、早く言わないと絶対にまた何かが起こる
だが、なかなか言い出せない
本当にマリさんでいいのか?もう右隣はいいのか?
あいつは?そういえば左隣は?

俺が答えに迷っていると突然廊下の電気が付いた

「おい、お前らこんな時間に何やってる」

まさかの先生が登場
そこでことのあらましを説明すると
フロントでおばちゃんからマスターキーをもらってきて
部屋を開けた


赤西がいちゃいちゃしていた




112: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:32:54 ID:MBeINkjtt

次の日、俺と赤西は先生にこっぴどく叱られ
二人して先生と同じ部屋で寝ることになってしまった

結局、マリさんの話はうやむやになりコンクールが終わった

そしてそれから
マリさんと左隣を除く4人で遊ぶようになった

そして秋になり文化祭の季節
その時期に丁度左隣の誕生日があり
せっかくだからみんなで祝うことになった




113: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:39:09 ID:MBeINkjtt

もうその時には赤西と巨乳は正式に付き合っていた
イケメンはイケメンの割にあまり持てないらしく
悔しがっていた

赤西の提案で左隣の誕生日はドッキリをすることにした
その作戦は名付けて「左隣に彼女ができる疑惑大作戦」だった
作戦内容はこうだ

俺が左隣に告白する
向こうが答えを出そうとしたとき
赤西がハッピーばすーでーの歌を歌う

これだけだ
左隣はまだ俺の子が好きということらしいので
この作戦で行く、と赤西は意気込んでいた

そして文化祭が終わったその日の夜に作戦は決行された




114: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:42:08 ID:MBeINkjtt

さっきの「左隣に彼氏ができる疑惑大作戦の」間違いですすいません

赤西があらかじめ用意していた呼び出しのラブレターを
左隣の携帯に挟んでおき

俺はそこに書かれた教室いく
もちろんほかのみんなはロッカーの中だ
そしてそこで待つこと15分

左隣がやってきた

左隣「渡したいメガネってなに?」

おい、赤西なんて書いたんだ




115: 忍法帖【Lv=22,キャタピラー】 2014/04/27(日)00:44:55 ID:MBeINkjtt

俺「あ…ああ、実はちょっと話したいことがあってね」

左隣「なに?」
また手汗がにじみ出てくる

俺「実は俺お前のことが好きなんだ、付き合ってくれ」

左隣「それ本当?」

俺「もちろんさぁ」

左隣「ほら言ったとおりでしょ、」

俺「え?」

暗くてよく見えなかったが左隣の後ろの扉から
マリさんが入ってきた




116: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)00:47:48 ID:MBeINkjtt

マリ「やっぱり左隣ちゃんが好きなんだね
   これで諦めがついたよ、ありがとう」

そういってマリさんはいなくなった

左隣「あいつ、まだお前のこと好きらしいよ
   馬鹿だよなぁ、私のことが好きなのに」

このひとはマジでやばい人なんだと思い始める俺

左隣「じゃあ、キスしてもいいよね
   あの時できなかったから」

おい、赤西今だ早く出てくるんだ
死ぬぞ俺が

左隣「あの時したかったなぁ、でもいまできるからいいんだ」

迫ってくる左隣




117: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)00:51:28 ID:MBeINkjtt

すごい怖かった
ホラー映画なんかより断然こっちのほうが怖い

赤西「はっぴーばぁすでぇい」

ナイスだ赤西、
赤西はバカみたいな帽子かぶってロッカーから出てきた
ほかのみんなもそれに続く

しかしこの状況を見て
またロッカーに戻ろうとし始める

赤西「ごめん、それはないわ」

おいまて赤西何を勘違いしてるんだ

今度は左頬に衝撃が走る
なんだか懐かしい感じだった

左隣「さいってぇ!もう話さないで」






118: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)00:54:35 ID:MBeINkjtt

結局この作戦は大失敗に終わった
左隣にプレゼントするはずだったお菓子はみんなで食った

それからというもの
左隣はもちろんマリさんからも無視されるようになり
完全にいつものグループは4人だけになってしまった

そしてこれからしばらく部内で俺がいじめられたのは
まぁどうでもいい話です


そして次は大みそかの話になる




119: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)00:57:32 ID:MBeINkjtt

大晦日の夜
母親は実家に帰ってしまっていたので俺は一人で過ごしていた

ガキの使いを見ていると俺の携帯に着信が入った

見ると
あいつからだった

俺「もしもし」

そいつ「今大丈夫?」

俺「まぁ大丈夫」

そいつ「一人?」

俺「うん」

そいつ「今から会えたりしない?」

えーまた怖い展開ですねこいつは




120: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:00:17 ID:MBeINkjtt

俺「いいけど、どこで」

そいつ「花畑公園で」

そこは俺が彩さんと最後に話した公園だった

俺「わかった、10分後ぐらいに行く」

そいつ「はーい」

まさか大晦日にまでこんなことになると思っていなかったが
こうも何回も続くとさすがにわkってきていた

多分告白される

そう思いながら俺は公園に向かった
外はすごい寒かった




121: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:02:49 ID:MBeINkjtt

10分後、公園につくと既にそこには
あいつがいた、

俺「ごめんまった?」

そいつ「そんなことないよ」

俺「どうしたの?」

そいつ「俺君てさ、何で彼女作らないの?」

俺が聞きたいわ、俺だって作りたいけどできないんだよ
そういってやりたかったがそこは我慢




122: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:06:08 ID:MBeINkjtt

俺「なんでだろうね、不思議です」

そういうとそいつは少し笑った
そういえばそいつが笑ってるのは久しぶりに見た

そいつ「じゃあもし、俺君のこと好きな人がいるって言ったらその人と付き合う?」

俺「どうだろうなぁ、誰かによるかなぁ」

そいつ「そっかー、実はねいるんだ、俺君のこと好きな人」

俺「誰」




そいつ「左隣ちゃん」


あいつまじでありえねぇ




123: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:08:49 ID:MBeINkjtt

そいつ「うそだよwww」

びっくりしたわ、まじで
嘔吐するかと思ったわ

そいつ「まぁ本当はいないけどねー」

俺「ふざけんな」

そいつ「まぁ怒んないで。ねぇこの後おみくじ引きに行かない?」

時計を見ると既に12時を回ろうとしていた




124: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:10:57 ID:MBeINkjtt

そのあと近くの神社に行って二人でおみくじを引いた

そいつは中吉でおれは案の定凶だった

そのあと俺たちはそこの周辺の出店を回ったりして
初日の出も見た
綺麗だった




125: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:18:33 ID:MBeINkjtt

そして暇だったのでそいつの家まで送っていくことにした

その道中は会話はなく、どこか気まずかった

しばらくしてそいつが口を開いた

そいつ「ごめんね、俺君に彼女ができないのって私のせいかもね」

俺「そんなことないっす」

そいつ「いや、そうだよ、中学校の時も
    小学校の時も私が余計なことしたから彼女できなかったんだよね」

俺「そんなことないって」

そいつ「そうなんだって、私さえいなければ
    チャンスいっぱいあったじゃん」

俺「だから、そんなことないって」

そいつ「俺君は優しいね、私ね今日告白しようと思ってたの
    でも一緒におみくじ引いて、いろんなもの食べて
    初日の出見たらそんなことどうでもよくなっちゃって」

俺「お前何言ってるの?」

そいつ「やっぱり、私じゃ俺君と付き合えないんだって思った
    俺君おみくじ凶だったしねwww
    じゃあね」

そういってそいつは家に向かって走って行ってしまった




126: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:21:00 ID:MBeINkjtt

俺はまた泣きそうになった
なんなだよあいつは怖いよ本当に
なんだよ、じゃあ大吉だったらよかったのかよ

この日俺は人生初のお酒を飲んだ



で、このあと、この日のことが忘れられなくて
いろいろあって4回ぐらい付き合えそうなタイミングが合ったんだが
ぜんぶおじゃんになった
その4回はちょっと割愛します
また今度




127: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:23:53 ID:MBeINkjtt

話は一気に飛んで高校三年生の2月になる

俺はそれまでも多少いろいろあったけど
楽しい学生生活を送っていた

イケメンには彼女ができて
赤西は巨乳と別れて
左隣には彼氏ができて
俺は何もいなかった

俺の高校は大学の付属だったので受験勉強も特にせずに
エスカレータだったのもあって
2月はだいぶ暇を持て余していた




128: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:28:54 ID:MBeINkjtt

そして雪が降っていたある日

俺とイケメンと赤西はボウリングを楽しんでいた
そして、このボウリング場でまた偶然にもすごいことが起きる
この偶然は本当に怖い
自分でも信じられないぐらいだった

右隣のレーンに右隣がいたのだ
右隣は学校の女友達と一緒に来ているようで
俺は最初全然気づかなかったのだが
赤西が気付いて「おお、右隣じゃん、ひさしぶり」
と話しかけると向こうもすぐに思い出してくれた

俺は思い出した
結局中学の時に謝れてなかったなと
だけど今更謝ってどうする、という気にもなった

右隣「俺君?かっこよくなったね」

右隣は化粧もしていてすごい大人に見えた




129: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:30:39 ID:MBeINkjtt

俺「久しぶり」

右隣「久しぶりだね、元気だった?」

俺「元気だったよ、」

右隣「俺君てさ、彼女できた?」

俺「まだ一度も」

右隣「そうなんだ…持てそうなのにね」

俺「俺のどこが持てそうなんだか」




130: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:33:15 ID:MBeINkjtt

右隣「だって中学校の時とかすごいもててたじゃん」

俺「いや、全然そんなことないでしょ」

右隣「だって私も好きだったんだよ?」

俺はその言葉にドキッとした
やはり今見ても右隣は可愛い

俺「だって彼氏できてたじゃん」

右隣「彼氏?できてないよそんなの?」

俺「え?」




131: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:35:56 ID:MBeINkjtt

右隣「そういう噂はすごい流れたけど
   今まで私彼氏できたことないよ」

俺「え?そうなの?」

右隣「それ誰から聞いたの?」

俺「えーっと、あいつかな」

右隣「ああ、あの子ねそういえばずっと俺君のこと好きだったよね」
そういえば、あのときあいつはやけに早く俺に教えてくれた気がした




132: 忍法帖【Lv=7,キラークラブ】 2014/04/27(日)01:40:47 ID:MBeINkjtt

俺はその時考えたんだ
あの時教えたのは嘘だったんじゃないかと
そのあとに起きたことも、その前に起きたことも
全部実はあいつが仕組んだことなのではないかと

でもあの時の詳しい話は彩さんに聞いたのに
でも最初に俺をぶったのはあいつだった

そう考えていたとき

「あれー右隣じゃん久しぶりー」

左側を見ると
左隣がいた
彼氏と一緒に
しかも超かっこいい




133: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)01:50:34 ID:MBeINkjtt

それから、ボウリングをした後に
俺と右隣と左隣は俺の家に集まった

右隣「なつかしいねー、昔はよくこうやって遊んだね」

左隣「ねー覚えてる昔、私が自殺するって言ったの」

忘れるわけがないあれのせいで俺は彼女ができないんだ

左隣「あの時二人は両思いだったよねー
   でも私も好きだったんだー」

右隣「だって中学校の時もすきだったでしょー」

左隣「え?そんなわけないじゃんwww」

右隣「嘘だー、だって同じ高校目指してたし
   それにあの人からそう聞いたよ」

左隣「えー?私あの人とかかわりなかったよ」

やっぱりそういうことのようだった
右隣はあの日あいつから左隣の話を聞いたらしい一時間も
それで、じゃあ今告白しちゃいなよと言われてきたらしいのだ
だけど、あいつがいて怒っちゃったらしい

そしてさらに、話を聞くと夏合宿の日
巨乳を赤西にけしかけたのもあいつらしいということが判明した
そして、先生にチクったのも
文化祭もそうだ、なぜか赤西のドッキリはあいつがしっていて
左隣はあいつから聞いたらしい




134: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)01:54:49 ID:MBeINkjtt

それで、マリさんを連れてってみればといったのもあいつ

右隣「あの子怖いねーどんだけ俺君のことが好きなんだろうね」

左隣「こんな奴のこと好きになるやつの気がしれないね」

右隣「あんたもでしょー」

そう二人は笑っていたが俺はそれどころではなかった
じゃあ今までのは全部あいつのせいでこうなっていたのか
そう思うとムカついてきた
じゃあこの話を聞いた今ならもう大丈夫なのか?

俺「右隣、まだ俺のこと好き?」
俺のこのセリフは本当に血迷っていたと思う

右隣「うーん、いまは友達って感じかなー、まだあったばっかだし」

左隣「あー俺くんふられたー」

だまれこのはりせんぼん




135: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)01:56:55 ID:MBeINkjtt

俺「じゃあ、これから仲良くすれば彼女になる可能性は?」

右隣「私、大学から留学するんだ、だからそれは無理かな」

ちくしょおおおおお


こうして俺の高校時代は終わり
大学では赤西ともイケメンとも学科が違って
いまはぼっちです




136: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)02:00:14 ID:MBeINkjtt

今こうして自分で書いてみると恋愛運がないというか
ただ単にダメな男なだけですね

そして自分で書いてみると、本当になかった話みたいに見えてしまうのが残念
でも実話です、全部

まだ見てくれている人がいるなら
ありがとうございます
質問があったら答えますが
寝落ちしたらすみません

今日たまたま、右隣の連絡先がしれたので思い出して書きました
長文すみません




137: 名無しさん 2014/04/27(日)02:06:33 ID:HAAP3nohs

THE腐れ縁物語だな
おもしろかったよ




138: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)02:07:25 ID:MBeINkjtt

>>137
見てくれてありがとうございます
腐れ縁て怖いですね




140: 名無しさん 2014/04/27(日)02:09:36 ID:HAAP3nohs

そういや>>1はやはり童貞なのか?



141: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)02:12:21 ID:MBeINkjtt

>>140
まだ童貞ですよー

大学こそ卒業できればいいですけど




142: 名無しさん 2014/04/27(日)02:35:26 ID:J9HHwDwSy

>>141
おもしろかったー

右隣とくっつけ!って切実に思うよ
あいつとはどうなったの?




143: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)02:36:38 ID:MBeINkjtt

>>142
見てくれてありがとうございます

右隣とはもし縁があったらきっとなんとかなるはずです

あいつは同じ大学にいるけど、全然あってないです




139: 忍法帖【Lv=96,グール】 2014/04/27(日)02:07:55 ID:MBeINkjtt

あ、そういえば今右隣は日本に帰ってきてるらしいので
今度会ってみることにします




引用元: 俺の人生が恋愛運なさ過ぎてヤバイ










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